ライブラリーでお客様の相談にのる担当の白井さん
ライブラリーでお客様の相談にのる担当の白井さん
家づくりの夢をカタチに

人それぞれライフスタイルも好みも違うから、家にも「自分らしい家」があるはず。誰でもいつかは自分だけのオリジナルの家を建てたいもの。
かといって建築家ってどこにいる?
はたして思いどおりの家づくりをしてくれるの?
こんな夢をかなえてくれるシステムが徳島で生まれ、全国に広がっている。

建てようネット
(徳島県徳島市)



本業は出版社、商品は情報

 『建てようネット』を運営する鰍わわは、徳島・香川エリアで月刊タウン誌を4誌も編集・発行する中堅の出版社。坂田千代子社長は「あわわのミッションは地域を元気にすること!」と言い切る。タウン誌以外にもグルメ、レジャー、ブライダル情報誌などの別冊本を発行し、次々と地域情報を発信している。最近は、携帯やカーナビ、ウェブなどデジタル事業も手がけている。
 そんな会社がどのように建築家紹介事業を始めたのか。事業発展の流れから見るとわかりやすい。タウン誌の発刊は読者に対しての一方的な地域情報の発信。それが、グルメ本やブライダル誌になると読者を惹きつけ導くマーケティングの域に入る。例えば、ブライダルなら読者は誌面で気に入った結婚式場を訪れプランを立てて式を挙げる。このマッチングの進化形が建てようネット≠ナある。家という人生最大の買い物をする建て主の視点に立って、建築家・工務店との橋渡し役をするのだ。10年以上の間、誌上で建築家を紹介し続けてきた実績もあり、このシステムの構築につながった。

セミナーの講師は建築家
セミナーの講師は建築家

セミナーの参加者
セミナーの参加者

[建てようネット]のイメージ図



好みの建築家を無料で紹介

 建てようネットの仕組みは簡潔だ。建て主は登録された20名の建築家から、デザイン、工法、施工例などから、好みの候補者数名を選ぶ。候補者と面談して最終的に一人の建築家を決定する。このマッチングまでを建てようネットが受け持つ。社内にあるライブラリーでの資料閲覧から建築家とのアポ取り、選ばれなかった建築家へのお断りの連絡まですべて建てようネットが無料でしてくれる。これより先は、建築家の業務となる。設計→施工業者の決定→施工の監理→完成となるわけだ。
 登録されている建築家には志の高い人が多いという。例えば、中川俊博氏は、徳島の街のシンボルにもなっている新町川ボードウォークや東新町商店街アーケードを設計した。また、野々瀬徹氏は日本建築家協会の四国支部長を務めるほどの大御所である。これまでに四国大学やジャストシステム本社ビル(いずれも徳島市内)の設計を手がけた。建てようネットのことは「徳島の建築界のためになる。どんどん進めてほしい」と前向きに受け取っていただけたという。一般の市民には接する機会があまりないような建築家にも設計を依頼することができるのだ。

「リゾートを取り込んだ家」
「リゾートを取り込んだ家」
テラスのブランコ式ベッドが遊びごころを演出しています。
[建てようネット]の家づくりの流れ


メディアとしての事業領域を大切に

 建て主と建築家のマッチング事業は大小合わせると全国に多数ある。そのほとんどは何らかの形で建築にかかわるところが運営するもので、出版社などメディアが運営するのは、建てようネットが全国初のようだ。一般にマッチング事業では、ユーザーがシステムに情報料を支払ったり、登録業者がシステムに中間マージン等を支払うことが多いが、このビジネスモデルでは建て主がそれらのコストを負担する必要がない。成約になったら、建築家と工務店が鰍わわが発刊するタウン誌に広告を掲載して広告料を支払うことになっている。この広告料が建てようネットの収入となる。あくまでも広告業からはみ出さないことに徹している。
 この事業が開始された平成17年4月から約4年の間に、成約件数は80件を数えた。うち完成引き渡しに至ったのが50件に達する。ユーザーが自分の家を建てようとする際の選択肢のひとつとして定着しつつある。建築家を講師とする無料のセミナーも毎月開催しており、お客様の掘り起こしにもつながっている。


完成見学会
完成見学会
完成見学会。建築家の細やかな心遣いがうかがえます。



建築家紹介モデルとして全国へ

 システムそのものはフランチャイズ形式で、タウン誌の全国ネットワークを通じて各地に波及している。現在、和歌山県、大分県、島根・鳥取県、そして香川県へと拡がった。初期費用には、システム本体、ロゴデザイン使用料、ホームページ初期設定費などが含まれている。「現在は、西日本中心だが、東日本、北日本へも拡げていきたい」と担当の白井さんは胸を張る。また、住宅やリフォームのみならず店舗にも発展させたいという構想を抱いている。街を元気にするためにはきれいな店舗が必要だからだ。
 最後に、建てようネットで家を建てた建て主さんの声を紹介しよう。
「住めば住むほどに満足度が高くなっています。『あっ!こんなところにも工夫があった』と新発見があり、依頼した建築家さんの心遣いを感じ取りながら暮らしています。」



「石井重松の家」 リフォーム後
「石井重松の家」 リフォーム後

「石井重松の家
「石井重松の家」
りっぱな梁を残して、
ただ新しいだけでない重厚さも。
「石井重松の家」 リフォーム前
「石井重松の家」 リフォーム前

「石井重松の家」
「石井重松の家」
こんなにきれいになるとは。
安易に取り壊さなくてよかった。



お問い合わせ

鰍わわ

代表者/坂田千代子
所在地/〒770-8535 徳島市南末広町2−95
TEL:088−654−1111 FAX:088−626−5629
URL:http://awaawa.com/ [あわわTOP]
    http://tokushima.tateyou.net/ [建てようネット徳島]




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