平成29年度における消費者相談の概要
四国経済産業局

<< 前のページに戻る

平成30年8月
四国経済産業局
消費経済課

平成29年度における消費者相談の概要

1.消費者相談処理件数について(別紙 「消費者相談処理件数表」参照)

  1. 平成29年度における消費者相談処理件数は137件で、前年度(134件)に比べ3件(前年度比2.2%増)の増加となりました。主な要因としては、「製品関係」及び「契約関係」に関する相談がそれぞれ減少(「製品関係」及び「契約関係」はそれぞれ前年度比35.0%減及び13.4%減)した一方で、「その他」に関する相談が増加(前年度比129.4%増)したことなどがあげられます。
  2. 「特定商取引法関係」に関する相談件数は、66件(前年度比9.6%減)と全体の48.2%を占めています。内訳を見ると、「訪問販売」(19件)が最も多く、次いで「電話勧誘販売」(14件)、「通信販売」(12件)、「連鎖販売取引」(8件)、「訪問購入」(7件)、「特定継続的役務提供」(4件)及び「業務提供誘引販売取引」(2件)となっており、訪問販売及び業務提供誘引販売取引については、前年度より減少していますが、電話勧誘販売、連鎖販売取引及び訪問購入については、前年度より増加しています。
  3. 「製品関係」の相談件数は13件(前年度比35.0%減)と全体の9.5%を占めています。
  4. 「割賦販売」、「前払割賦」に関する相談件数は、8件(前年度比33.3%減)と全体の5.8%を占めています。
消費者相談事項別件数の推移を表すグラフ

2.最近の相談事例の概要

平成29年度に受け付けた主な消費者相談事例は、以下のとおりです。

(1)訪問販売に関する相談
突然、リフォーム業者から工事の見積もりのために訪問したいとの電話があり、見積もりを依頼するつもりで訪問を承諾したところ、自宅を訪問してきた営業員から「一括払いにすれば70万円で安くなる。」、「今月中ならお得だ。」などと告げられ、断り切れずにリフォーム工事に係る役務提供契約を締結した。しかし、納得がいかず、後日クーリング・オフを申し出たところ、クーリング・オフが成立した場合、実際には当該業者は損害賠償の支払いを請求することができないにもかかわらず、「外壁の診断をした。仕入れた塗料代として16万円払え。」などとあたかも損害賠償の支払いを請求できるかのように告げられ、契約の解除を妨害されたなどという相談が寄せられました。
(2)電話勧誘販売に関する相談
電話勧誘販売業者から、「返信用はがきに願望等を記入して返送すると、伝道者のパワーが込められたブレスレットが無料でプレゼントされる」などと書かれたDMが届き、はがきを返送したところ、後日ブレスレットと「お電話にて無料鑑定、ご使用方法の説明がある」、「下記番号までご連絡ください」と記載された同封のビラが届いた。そこで、電話をかけると、「あなたには悪いものが憑いている。」、「こちらで地蔵を作って祈とう師が祈とうすれば悪いものを除ける。」、「金運も上がり、宝くじで3千万円当たる。」などと告げられ、当該電話にて2体の地蔵を200万円で購入する売買契約を締結した。しかし、その後、当該業者から電話がかかり、「祈とう師があなたの祈とう中に倒れた。」、「祈とう師を助けるためにお金がいる。」などと告げられたことから不審に思い、クーリング・オフしたいが可能かなどという相談が寄せられました。
(3)通信販売に関する相談
スマートフォンからダイエット効果のある健康食品についてのインターネット広告を見て、「初回100円格安モニターに参加する」という表示をクリックし、注文の最終確認画面の「申込内容を確認する」という表示をクリックしたところ、商品名と代金100円の表示を見たことから、1回限りのお試し商品と思い、スマートフォンを操作して商品を注文したが、注文後によく広告を見てみると、4回以上の継続購入が条件の定期購入契約であることが分かったので、契約を解除したいなどという相談が寄せられました。
(4)訪問購入に関する相談
突然、訪問購入業者から古着や陶器を買い取るので訪問したいとの電話があり、訪問を承諾すると、約束の日時に自宅を訪問してきた営業員から「他にもありますか、壊れた貴金属なども買い取りますよ。」などと告げられたため、断り切れずに時計や貴金属を見せたところ、総額4万5千円の見積もりを提示され、その場で当該業者と古着、時計及び貴金属の売買契約を締結した。後刻、インターネットで当該業者の評判を調べてみると、よくない書込みがあったため、やはりクーリング・オフしたいが可能かなどという相談が寄せられました。

<< 前のページに戻る