四国経済産業局プレスリリース

<< 前のページに戻る

平成23年3月9日

全国初!!国内クレジットを活用したエコ印刷工場が誕生!!

〜「国内クレジット制度活用ガイドブック」をエコ印刷工場((株)タムラ印刷)で制作〜

四国経済産業局は、地球環境対策の一環として、地域における国内クレジット制度の活用促進に取り組んでいます。
 この度、制度活用の参考資料として、「四国地域国内クレジット制度活用ガイドブック」(別添)を発刊するにあたり、全国で初めて、国内クレジットを活用してCO2の排出をゼロ(*1)にした「エコ印刷工場」で制作しました。
 エコ印刷工場は、環境への取り組みに積極的な(株)タムラ印刷(高松市)と(株)百十四銀行、一般社団法人カーボンゼロ四国、(株)カーボンフリーコンサルティング(横浜市)および四国経済産業局が連携して、地域で創出された国内クレジットを活用することにより、地球環境に調和した次世代のビジネス形態を具現化(地産地消環境配慮型ビジネスモデル)したものです。
 今後も、地球環境と地域経済が両立できる低炭素社会の実現のために、国内クレジットを活用したビジネスモデルを、関係者と連携して、他の分野にも拡大していきます。

  1. 地球環境問題が叫ばれている昨今、温暖化対策の必要性は産業部門に止まらず、民生部門(業務・家庭)においても強く求められていますが、民生部門(業務・家庭)においてCO2排出量は増加傾向にあります。一方、地域中小企業を取り巻く経済環境は、デフレの長期化のなか原材料価格の上昇により、収益性に厳しさを増している状況にあり、新たな収益策を模索している現状にあります。
  2. そこで、四国経済産業局では、環境への取り組みに積極的な(株)タムラ印刷(高松市勅使町658番地 田村耕二総代表取締役)と同社取引金融機関である(株)百十四銀行、環境に関する専門機関である一般社団法人カーボンゼロ四国および(株)カーボンフリーコンサルティング(横浜市)と連携して、地域で創出された国内クレジットをビジネスに活用し(地産地消環境配慮型ビジネスモデル)、地球環境に調和した次世代のビジネス形態を具現化しました(*2)。
  3. 具体的には、「四国地域国内クレジット制度活用ガイドブック(初刊)」を発刊するにあたり、四国地域におけるCO2削減事業から創出された国内クレジット(一般社団法人カーボンゼロ四国所有)を活用し、(株)タムラ印刷が印刷工場を稼動させることにより排出されるCO2(昨年の実績約110t)をカーボンオフセット(*3)しようとするものです。このことにより、(株)タムラ印刷において製作される印刷物は、エコ印刷物として、取引先に提供することができるようになります。  更に、(株)百十四銀行においては、このような環境貢献ビジネスを地球環境対策に関心の高い取引先にエコ印刷として紹介するなど、環境経営に取り組む企業を経営面で支援していくことにしています。

(*1) 当該事業においては、(株)タムラ印刷において使用している電気量および営業用車両から排出されるCO2を全てカーボンオフセットします。

 【参考:過去1年間のCO2排出量】
 電気使用による排出量:81t-CO2
 営業車運行による排出量:29t-CO2

(*2)地球環境に調和した次世代のビジネス形態


【エコ印刷工場に対する関係者の想いと役割】
■(株)タムラ印刷(カーボンゼロ四国賛助会員)
 ・地球環境にやさしい経営を自らが行い、更に、お客様にも営業提案できる環境負荷を低減するサービスを提供し、低炭素社会の実現にお客様と共に貢献します。
 ・カーボンゼロ四国を介して、地域で行われるCO2排出削減事業を共同実施します。
 ・カーボンオフセットした印刷物を、今後もお客様に提供していきます。
■(株)百十四銀行(カーボンゼロ四国賛助会員)
 ・地域低炭素社会の実現のため、環境にやさしい経営を行うお客様を支援していきます。
 ・エコ印刷(カーボンオフセットされた印刷物)を希望されるお客様に、(株)タムラ印刷様をご紹介(ビジネスマッチング)します。
■(株)カーボンフリーコンサルティング(カーボンゼロ四国賛助会員)
 ・全国初となる「エコ印刷工場」のコンサルティングを行います。
■一般社団法人 カーボンゼロ四国
 ・地域で行ったCO2削減事業を(株)タムラ印刷様と共同で支援します。また、収益の一部を森林整備、環境教育人材の育成事業など地球環境保全活動の支援に活用します。
■高松商工会議所(カーボンゼロ四国賛助会員)
 ・日本商工会議所と連携して、会員企業((株)タムラ印刷)における先進的な取り組みを全国に発信していきます。

(*3) カーボン・オフセットとは

出典:環境省ウェブサイト カーボン・オフセットについて
日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。イギリスを始めとした欧州、米国、欧州等での取組が活発であり、我が国でも民間での取組が拡がりつつあります。

(本発表資料のお問い合わせ先)
〒760-8512
高松市サンポート3番33号 高松サンポート合同庁舎
四国経済産業局資源エネルギー環境部エネルギー対策課
担当者: 見村課長、熊野課長補佐
電 話:087−811−8535(直通)
FAX:087−811−8560
URL: http://www.shikoku.meti.go.jp/

(株)タムラ印刷
担当者:田村耕二 総代表取締役
電 話:087−866−4321

(株)百十四銀行営業統括部地域コンサルティンググループ
担当者:對馬部長補佐、片山副調査役
電 話:087−836−2985

一般社団法人カーボンゼロ四国
担当者: 山元事務局長
電 話:087−834−0125

(株)カーボンフリーコンサルティング
担当者:池田取締役
電 話:045−222―3400

<< 前のページに戻る