四国経済産業局


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四国経済産業局長 令和4年 年頭所感

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四国経済産業局長
原 伸幸

令和4年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年も新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の長期化は、我が国の経済活動に大きな影響を与えてきました。四国地域の鉱工業生産指数や個人消費については、持ち直しの動きに足踏み感がみられ、さらに原油価格の高騰がコロナ禍からの経済回復に悪影響を与えるなど、依然として予断を許さない経済状況にあります。

これまで、コロナ対策としての人流抑制等が、四国地域の事業者に甚大な影響を与えてきましたが、私ども四国経済産業局では、こうした状況に苦しむ事業者に対し、今後も事業継続・事業再構築等のための支援を継続して参ります。

一方で、コロナ禍がもたらしたパラダイムシフトや国際社会の方向性により、経済的な豊かさが、多様な価値と同時に確保・実現される時代に変わりつつあります。

四国地域は全国に先駆けて少子高齢化、過疎化が進行していますが、デジタル社会の進展は、場所や時間からの解放といった地域への遠心力となることから、中小企業等に対するDX支援は大変重要と考えています。

環境対応は、かつては経済活動と対立する取り組みと捉えられてきましたが、今ではカーボンニュートラルの取り組みは経済成長の機会として期待されていることから、当局では再生可能エネルギーの導入促進や、地域の脱炭素化に向けた支援にも重点的に取り組んで参ります。また、消費者の関心が高く、企業価値の向上にも繋がる製品安全等を通じたSDGs経営も推進します。

そして、2025年大阪・関西万博の開催まで約3年となりました。世界中からたくさんの人やモノが集まり、新たなアイデア、イノベーション等の創出や、国内外からの投資拡大が期待されているイベントです。その時流に四国地域も乗り遅れることなく、万博を有効に活用し、地域経済の活性化や中小企業の活性化に繋げていきたいと考えています。

さらに、近年多発している豪雨災害や、特に四国地域が直面している南海トラフ地震への備えにも万全を期し、防災機能の強化にも力を注ぎます。

今こそ、四国地域が持続的に豊かで、かつ創造的な地域経済社会へと変革するチャンスと捉えて、当局職員は一丸となり、関係機関とも連携しながら、経済成長と四国地域の課題解決を同時に確保・実現することを目指し、取り組みを進めて参る所存です。本年も一層のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

令和4年1月1日
四国経済産業局長 原 伸幸