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「四国デザインサミットin香川」の開催結果報告
四国の商品やサービスの高付加価値化・ブランド化を推進するため、中小企業におけるデザイン活用促進事業を実施しております。この取組の一環として、デザインを活用した商品づくりの取組を広げるため、「四国デザインサミットin香川」を開催しました。
自社製品へのデザイン導入に関心があるがどのように始めれば良いのか、デザインを活用することでどのような効用があるのか等について、基調講演やトークセッションを通じてデザインの効用についてご紹介しました。
日時
平成28年3月5日(土曜日)13時から17時40分まで
場所
情報通信交流館 eとぴあ・かがわ BBスクエア(香川県高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー棟4・5階)
参加者
138名
内容
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基調講演「地域資源を生かしたヒット商品づくりのためのデザイン活用法 デザインを生かすプロデュースとマーケティングの考え方と実践」
- 講師
- 株式会社意と匠研究所 代表取締役 下川 一哉 氏
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「デザインにおける知的財産権の守り方」
- 講師
- 特許庁 普及支援課 産業財産権専門官 小柳 崇
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事業者×デザイナーの取組事例発表
- 「伝統を未来につなぐ-土佐打刃物の包丁が女性に大人気!」
- 笹岡鋏製作所(高知県いの町)/平原 彩美氏(デザイナー)
- 「四国初!デザイナーと事業者によるワークショップ形式のデザインづくり」
- 株式会社末広(高知県土佐町)/山内 敏功氏(デザイナー)
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トークセッション
- 「デザインをビジネスに活かす方法」
- 四国の事業者×デザイナー
- 事業者、デザイナー、支援機関担当者の名刺交換会
当日の様子
主催者挨拶、基調講演


冒頭挨拶の後、株式会社意と匠研究所 代表取締役 下川 一哉 氏より、「地域資源を生かした商品づくりのためのデザイン活用法」について、マーケティングやデザインを活用した実例を交えて、自社商品へデザインを活用するために必要なことについてご講演いただきました。
デザインにおける知的財産権の守り方

特許庁 小柳産業財産権専門官より、デザインと知的財産制度や特許の仕組みについて、実際の模倣事例も踏まえてご説明しました。
事業者とデザイナーの取組事例
事例1 笹岡鋏製作所

笹岡鋏製作所において、伝統工芸品である土佐打刃物の包丁にデザインを取り入れたことで新たに女性の販売層が獲得できた事例について、デザイナーとの協働で得られた経験や、今後の展開について、お話いただきました。
事例2 株式会社末広

2例目では、ワークショップでデザインづくりを行った株式会社末広の事例について、デザイン前の商品を、商品名、コンセプトをワークショップで事業者とデザイナー双方が意見を出しながら検討した様子をお話いただきました。
トークセッション


トークセッションでは、「デザインをビジネスに活かす方法」をテーマに、デザインを活用した経験のある事業者とデザイナーが、事業者とデザイナー間で起こりやすい問題や、その解決のための考え方などについてディスカッションを行いました。会場からの質問も多く、熱気あふれるやりとりも多数見られました。
事業者、デザイナー、支援機関担当者の名刺交換会
プログラム終了後、名刺交換会を実施し、事業者とデザイナーとの積極的な交流をしていただくことができました。また、本事業で作られたデザイン商品の展示も行い、興味深くご覧いただけました。
担当課
産業部 商務・流通・サービス産業課最終更新日:令和2年12月11日