概要

四国地域の百貨店・スーパー全店（259店）の販売額合計は489.2億円で、前年同月比+4.0パーセントと17カ月連続で前年を上回った。

品目別にみると、飲食料品が5カ月連続で、衣料品が8カ月連続で、身の回り品が2カ月ぶりに前年を上回った。

なお、既存店ベースでは、同+3.9パーセントと12カ月連続で前年を上回った。

販売額及び前年同月比増減率

四国地域の百貨店・スーパー販売状況（速報） 百貨店・スーパー販売額及び前年同月比増減率

項目	合計			百貨店		スーパー
	販売額 （億円）	前年同月比 （パーセント）	既存店 前年同月比 （パーセント）	販売額 （億円）	前年同月比 （パーセント）	販売額 （億円）	前年同月比 （パーセント）
四国	489.2	4.0	3.9	69.8	5.6	419.4	3.7
全国	18,741	5.9	5.5	5,224	7.6	13,517	5.2

1. 販売額及び前年同月比は、新規店舗を含む全店舗での数値である。
2. 「既存店」とは調査月において当月と前年同月でともに存在する店舗をいう。

業態別の販売状況

百貨店

全店（4店）の販売額は69.8億円で、前年同月比+5.6パーセントと2カ月ぶりに前年を上回った。

品目別にみると、その他の商品が品薄状態の続いていた高級時計が納品されたことなどから5カ月ぶりに、衣料品が気温高の影響により紳士服、婦人服ともに夏物衣料を中心に好調に推移したことから7カ月連続で前年を上回った。一方、飲食料品がお中元商戦の不振などから3カ月ぶりに前年を下回った。

スーパー

全店（255店）の販売額は419.4億円で、前年同月比+3.7パーセントと13カ月連続で前年を上回った。

品目別にみると、飲食料品が気温高の影響や中食需要の定着等により、清涼飲料、冷凍食品及び総菜などに動きがみられたことなどから5カ月連続で、衣料品が水着や浴衣等季節商品が伸長したことなどから2カ月ぶりに前年を上回った。このほか、身の回り品が外出機会の増加等により、かばん等旅行関連商品等に動きがみられたことから12カ月連続で前年を上回った。

四国地域業態別・品目別前年同月比増減率

項目	百貨店・スーパー合計（パーセント）		百貨店（パーセント）	スーパー（パーセント）
	合計	合計（既存店）
合計	4.0	3.9	5.6	3.7
衣料品	12.7	13.1	10.0	14.5
身の回り品	10.4	10.5	4.4	23.4
飲食料品	2.2	2.0	▲2.8	2.5
家具	0.4	0.6	▲14.6	3.4
家庭用電気機械器具	▲1.6	▲1.5	▲42.1	▲1.2
家庭用品	109.1	108.4	▲10.5	133.5
その他の商品	▲9.2	▲8.8	14.3	▲19.2
食堂・喫茶	35.5	35.5	35.5	-

県別の販売状況

徳島県

徳島県の全店（46 店）の販売額は、80.1億円で、前年同月比+5.5パーセントと22カ月連続で前年を上回った。品目別にみると、飲食料品、衣料品、身の回り品などが前年を上回った。

なお、既存店ベースでは、同+4.2パーセントと13カ月連続で前年を上回った。

香川県

香川県の全店（84 店）の販売額は、159.3億円で、前年同月比+4.0パーセントと12カ月連続で前年を上回った。品目別にみると、衣料品、身の回り品、飲食料品などが前年を上回った。

なお、既存店ベースでは、同+3.7パーセントと12カ月連続で前年を上回った。

愛媛県

愛媛県の全店（98 店）の販売額は、184.6億円で、前年同月比+3.3パーセントと2カ月ぶりに前年を上回った。品目別にみると、衣料品、飲食料品、身の回り品などが前年を上回った。

なお、既存店ベースでは、同+4.0パーセントと13カ月連続で前年を上回った。

高知県

高知県の全店（31 店）の販売額は、65.3億円で、前年同月比+3.9パーセントと8カ月連続で前年を上回った。品目別にみると、飲食料品、その他の商品、衣料品などが前年を上回った。

なお、既存店ベースでは、同+3.9パーセントと8カ月連続で前年を上回った。

県別販売額及び前年同月比増減率

項目	販売額 （億円）	前年同月比 （パーセント）	既存店前年同月比 （パーセント）
徳島県	80.1	5.5	4.2
香川県	159.3	4.0	3.7
愛媛県	184.6	3.3	4.0
高知県	65.3	3.9	3.9

• 販売額及び前年同月比は、新規店舗を含む全店舗での数値。

詳細

詳細は次の資料を参照してください。

• 四国地域の百貨店・スーパー販売状況（令和5年7月分速報）（PDF形式：1.7MB）

担当課

総務企画部 企画調査課