第410号(2024年1月30日)


◆メールマガジンin四国知的財産活用推進協議会  第411号(2024年2月14日)◆

※本メールマガジンは、購読をご登録いただいた方に加え、名刺交換をさせていただいた方にも配信しております。配信をご希望されない方におかれましては、お手数をおかけしますが、四国知的財産活用推進協議会(事務局:四国経済産業局知的財産室)
E-MAIL:bzl-s-tizaihonbu@meti.go.jp までご連絡願います。

1. 目 次
━━━━━━━━━━━◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━
【1】令和6年能登半島地震により影響を受けた手続の取扱いについて(特許庁)
━━━━━━━━━━━◆◇ イベント情報 ◇◆━━━━━━━━━━━━
【1】「不正競争防止法等の一部を改正する法律」の説明会を開催します(特許庁)
【2】令和5年度 知財金融シンポジウム 知財活用型事業性評価による企業の強みの引き出し方(特許庁)
【3】「デザイン・ブランド戦略セミナーin香川」(日本弁理士会)
【4】海外展開における攻めと守りの知財戦略セミナー(高知県発明協会)
【5】「海外展開支援&経済安全保障セミナー」を開催します(四国経済産業局、四国財務局)
【6】「第9回四国オープンイノベーションワークショップ」
  ウェルビーイング~ 機能性食品開発から医療健康サービスまで ~ 開催のお知らせ
  (産業技術総合研究所四国センター)

2. 内 容
━━━━━━━━━━━◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━
【1】 令和6年能登半島地震により影響を受けた手続の取扱いについて(特許庁)
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特許、実用新案、意匠及び商標に関する出願等の手続について、令和6年能登半島地震による影響を受けた方にお知らせいたします。
令和6年能登半島地震の影響により、特許庁長官、審判長又は審査官が発する通知や補正指令において指定された期間内に手続ができなくなった方については、以下の申出により、指定期間を徒過する場合でも原則として有効な手続となるよう対応します。
▼詳細はコチラ
https://www.jpo.go.jp/news/koho/saigai/saigai-tetsuduki-20240104.html

━━━━━━━━━━━◆◇ イベント情報 ◇◆━━━━━━━━━━━━
【1】「不正競争防止法等の一部を改正する法律」法改正説明会を開催します!
  (特許庁)
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令和5年6月14日に「不正競争防止法等の一部を改正する法律」が、法律第51号
として公布されました。
知的財産の分野におけるデジタル化や国際化の更なる進展などの環境変化を踏
まえ、中小企業・スタートアップ等による知的財産を活用した新規事業展開を後
押しする等、時代の要請に対応した知的財産制度の見直しが必要とされています。
今般の改正では、デジタル技術の活用により、特に中小企業・スタートアップ
の事業活動が多様化していること等に対応するため、(1)ブランド・デザイン等の
保護強化、(2)コロナ禍・デジタル化に対応した知的財産手続の整備、(3)国際的
な事業展開に関する制度整備の観点から、不正競争防止法、商標法、意匠法、
特許法、実用新案法、工業所有権特例法の改正を行いましたので、これら改正事
項を中心に御説明します。
また、令和6年の春頃に運用開始を予定している特許出願非公開制度についても
取り上げます。本制度は経済安全保障推進法に基づき、国家及び国民の安全を損
なう事態を生ずるおそれが大きい発明が記載されている特許出願について、出願
公開等の手続を留保するとともに情報流出防止の措置を講ずる制度です。経済安
全保障に対する関心が高まる中、制度の概要や特許制度に関わる方に広く御注意
いただきたい点(外国出願が禁止される場合やその確認方法など)を中心に御説
明します。
■香川県高松市会場
【日時】令和6年2月22日(木曜日)14時30分から16時まで
【場所】サン・イレブン高松(香川県高松市松縄町2丁目15-24)
▼詳細はコチラ
https://kaiseisetsumei-jpo2023.go.jp/

【2】令和5年度 知財金融シンポジウム 知財活用型事業性評価による企業の強みの引き出し方(特許庁)
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【日時】2月28日(水曜日)10時から12時まで
【開催形式】オンライン(Webex、参加費無料)
【プログラム・参加方法】
プログラム前半では、取引先企業の成長性に焦点を当て、金融機関職員が知財・無形資産とどのように向き合うべきかについて基調講演を行い、
後半では、経営支援の現場で知財金融に取り組む金融機関・専門家による知財活用型事業性評価の実践と課題についてパネルディスカッションを行います。

詳細なプログラム等については、以下の知財金融ポータルサイトからご確認いただけます。
また、本シンポジウムへの参加はポータルサイト内の申し込みフォームよりお申込みをお願いいたします。
▼詳細はコチラ
https://chizai-kinyu.go.jp/events/2352/

【3】「デザイン・ブランド戦略セミナーin香川」(日本弁理士会)
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「デザイン・ブランド戦略とそれを支える意匠権・商標権」
【日時】2月27日(火曜日)13時30分から17時まで
【会場】情報通信交流館e―とぴあ・かがわ BBスクエア(香川県高松市サンポート2番1号高松シンボルタワー5階)及びzoomウェビナー
【定員】会場50名程度/オンライン100名程度(先着順)
どなたでも自由にご参加いただけます。
【申込】受講料は無料
▼詳細はコチラ
https://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/02/240227_seminar_kagawa_flier.pdf

【4】海外展開における攻めと守りの知財戦略セミナー(高知県発明協会)
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【知的財産セミナー】台湾、タイ、ベトナム等への輸出をお考えの事業者にオススメ!
 自社商品販売の海外展開には、国内の何倍もの市場獲得の可能性がある一方で、悪質な模倣品の出現や秘密情報の流出などといった知的財産リスクがつきものです。こうしたリスクを理解し、自社技術やブランドを守る適切な対策を講じることは、海外展開において非常に重要なポイントとなります。
 本セミナーでは、主に台湾、タイ、ベトナム等への輸出を考えている事業者や支援機関等の皆様を対象に、実務経験が豊富で、海外の知的財産事情にも精通された講師をお招きして、日本との制度の違いや模倣品等の実態、契約に潜むリスク等について、事例を交えて分かりやすく解説します。
【日時】令和6年2月20日(火曜日) 14時から16時10分まで
【開催方法】高知県工業技術センター & オンライン
【講師】(独)工業所有権情報・研修館(INPIT)海外知的財産PD 能川 勝男 氏
【参加費】無料
【定員】会場 30名
【申込期限】令和6年2月16日(金曜日)
※高知県在住又は高知県内にて勤務されている方に限ります。
※オンライン参加でお申込の方には、お申し込み後2から3日以内に、申込受付のメールを送付しますので、届かない場合は、ご連絡ください。⇒ 088-845-7664
▼詳細はコチラ
https://sites.google.com/site/kochijiii/event-seminar

【5】「海外展開支援&経済安全保障セミナー」を開催します(四国経済産業局、四国財務局)
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四国経済産業局と四国財務局は、「海外展開支援&経済安全保障セミナー」を開催します。
本セミナーでは、経済安全保障について我が国を取り巻く状況や「経済安全保障に係る産業・技術基盤強化アクションプラン」の内容をご説明するとともに、海外展開支援策や国外への技術流出等を防ぐための取組などについてご説明します。
【日時】令和6年2月21日(水曜日) 14時から16時30分まで (開場:13時30分から)
【開催方法】会場・オンライン(Cisco Webex Meetingsを使用します)同時開催
【会場】高松サンポート合同庁舎 北館低層棟2階 アイホール
     (香川県高松市サンポート3-33)
▼詳細はコチラ
https://www.shikoku.meti.go.jp/01_releases/2024/01/20240111a/20240111a.html

【6】「第9回四国オープンイノベーションワークショップ」
 ウェルビーイング~ 機能性食品開発から医療健康サービスまで ~ 開催のお知らせ
(産業技術総合研究所四国センター)
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「ウェルビーイング ~機能性食品開発から医療健康サービスまで~」をテーマに生体機能解析産業研究会と歩行解析産業研究会を同時開催するとともに、ポスター展示におきましても様々な研究を前広にご発表頂き、四国におけるオープンイノベーションをより加速していきたいと考えております。
ポスターセッション終了後、個別の情報交換に向けた懇親会もご用意しておりますので、今後の新たな研究・連携の取組を検討する機会と捉えていただき、多くの方のご参加をお待ちしております。
〈開催概要〉
【日時】令和6年3月4日(月曜日)13時から18時まで
【形式】1.レクザムホール(香川県高松市玉藻町9-10)2.Web会議システム(Zoom)
【申込締切】令和6年2月26日(月曜日)17時まで
【主催】産業技術総合研究所四国センター
【お問い合わせ先】国立研究開発法人産業技術総合研究所四国センター 
【電話】087-869-3530
【E-MAIL】s-renkei-jimu-ml@aist.go.jp
▼詳細はコチラ
https://www.aist.go.jp/shikoku/ja/news/shikoku_202312-001.html

【申し込み方法】産業技術総合研究所四国センターウェブサイトにアクセスし、参加申込みフォームからお申込み下さい。

━━━━━━━━━━━◆◇ 専門家無料相談会情報 ◇◆━━━━━━━━━━━━
1. 知財総合支援窓口専門家常駐相談会のご案内(INPIT)
(独)工業所有権情報・研修館では、四国4県の知財総合支援窓口に、週1回弁護
士、弁理士を常駐させ、知的財産権に関するあらゆるご相談をお受けしていま
す。来訪による相談のほか、電話による相談も可能です。(予約制)

【徳島県】 INPIT 徳島県知財総合支援窓口
【開催日】 2月16日(金曜日)、21日(水曜日)、22日(木曜日)、27日(火曜日)
【場所】 徳島市雑賀町西開11-2
▼詳細はコチラ
https://chizai-portal.inpit.go.jp/madoguchi/tokushima/news/cat1091/62.html

【香川県】 INPIT 香川県知財総合支援窓口
【開催日】 2月15日(木曜日)、22日(木曜日)、29日(木曜日)
【場所】 高松市林町2217-15 香川産業頭脳化センタービル 2階
▼詳細はコチラ
https://chizai-portal.inpit.go.jp/madoguchi/kagawa/consultation/consult_info/

【愛媛県】 INPIT 愛媛県知財総合支援窓口
【開催日】 2月15日(木曜日)、21日(水曜日)、22日(木曜日)、28日(水曜日)
【場所】 松山市久米窪田町337-1 テクノプラザ愛媛 2階 201号
▼詳細はコチラ
https://chizai-portal.inpit.go.jp/madoguchi/ehime/consultation/consult_info/
2月22日(木曜日)は、宇和島市丸之内1丁目3-24(宇和島商工会議所)

【高知県】 INPIT 高知県知財総合支援窓口
【開催日】 2月16日(金曜日)、22日(木曜日)、26日(火曜日)、3月1日(金曜日)
【場所】  高知市布師田3992-3 高知県工業技術センター4階
▼詳細はコチラ
(2月)https://chizai-portal.inpit.go.jp/madoguchi/kochi/news/cat/63.html
(3月) https://chizai-portal.inpit.go.jp/madoguchi/kochi/news/cat/63.html

2. 弁理士無料発明相談会のお知らせ(日本弁理士会四国会)
日本弁理士会四国会では、弁理士による無料の知的財産に関する相談会を行って
おります。ご来訪による相談希望の方は、電話でご予約ください。
★相談時間(13時から16時まで)
https://jpaa-shikoku.jp/soudan/

━━━━━━━━━◆◇ SHIKOKU知財コラム ◇◆━━━━━━━━━━ 
日本弁理士会四国会 弁理士 和田隆滋

皆様、こんにちは。日本弁理士会四国会の会務計画委員をしています弁理士の和田隆滋(わだりゅうじ)と申します。私は徳島市で弁理士活動をしています。さて、今回は、私の方から「知財戦略」についてお話をさせていただきます。
・知財戦略とは
 知財を利用した経営戦略に関し、特許庁の知財戦略マニュアルでは次の説明がなされています。「技術開発の成果を特許(知財)という形で資産化することによって参入障壁を形成し、これを侵害訴訟やライセンス等、適切な方法により活用することで、マーケットコントロールを実現し、コントロールされた市場の中で技術的優位性のある製品を製造・販売することにより、利益を確保する経営戦略。」このように、知財を活用する目的は、マーケットコントロールの実現であり、強固な参入障壁を形成することで利益を確保することです。
・アマゾンの知財戦略について
 ところで、クラウドサービス世界最大手のアマゾンが2023~2027年の5年間で日本に2兆2600億円を投資すること発表しました。皆様ご存じのアマゾンですが、1995年7月に、米国ワシントン州で、創業者のベゾス氏の自宅ガレージで、オンライン書店としてスタートしました。1995年はWindows 95が発売された年であり、インターネット元年ともいえる年であります。当時も様々なECサイトが出現しましたが、その中で、アマゾンは、インターネットで本を売るという位置取りを行い、これがヒットしたのです。本に特化することで、仕入れ容易、低在庫、低管理が実現でき、マイケルポーターが提唱する「儲けられる市場で儲かる位置取り」に成功したといえます。そして、アマゾンは知財戦略として「ワンクリック特許」というビジネスモデル特許を日米で取得し、インターネットで物を売るというサービスにおいて強固な参入障壁を作り出し、サービスを拡大していきました。
 アマゾンは、インターネットで本を売るというビジネスモデルを作り出すことで富の源泉を手にいれました。その源泉から得られる利益をどのように投資をし、ビジネスを拡大していくことが重要であるかを教えてくれます。アマゾンは、積極的に知財への投資を行うことで、世界的企業にまで成長したといっても過言ではないと考えています。
・弁理士知財キャラバン四国(知財キャラバンと略、以下同じ)のご紹介
知財戦略について、アマゾンの成功例を紹介させていただきましたが、前回当会会長の栗本が紹介した「知財キャラバン」を再度紹介いたします。
 知財キャラバンは、中小企業に毎回2名の弁理士を派遣し、知財経営に関するコンサルティングを行うという事業です。派遣した弁理士が、知財を経営に生かすための、包括的・戦略的内容をアドバイスさせていただきます。伴走型支援で弁理士が3回訪問します。第1回、貴社の現状分析、特定を行い、課題を抽出します。第2回、貴社の考える課題とコンサルティング側の考える課題の擦り合せを行います。第3回、課題を解決するための戦略を提案します。しかも、これらのコンサルティングに係る費用(弁理士の交通費も含む)は当会が負担しますので、無料となります。
お申込みは、
日本弁理士会四国会 弁理士知財キャラバン四国担当
電話:087-822-9310 FAX:087-822-9311 
E-MAIL:caravan-shikoku@jpaa.or.jp 
までお願いいたします。 知財戦略にお困りの場合は、是非、日本弁理士会四国会の知財キャラバンをご活用ください。

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◆◇ご意見、ご感想はこちらまで◆◇
四国知的財産活用推進協議会(事務局:四国経済産業局知的財産室)
TEL:087-811-8519 FAX:087-811-8558
E-Mail:bzl-s-tizaihonbu@meti.go.jp
ホームページ:https://www.shikoku.meti.go.jp/chizai/
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