令和7年3月21日
2025年に開催される大阪・関西万博、そのテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を目指し、開催までに全国で様々なイベントや取り組みが行われます。世界中からたくさんの人・ものが集まるこの万博は関西にほど近い四国にとっても、地域の魅力・価値を「ブランド」として高め、日本だけでなく世界へ発信する大きなチャンスとなります。
今回のセミナーでは、万博についての講演や、万博のテーマを実現するため自ら主体となって共創しながら未来に向けて行う活動「競争チャレンジ」の取り組み紹介、さらには、万博により、さらなる発信が期待される四国が誇るモノ作り職人によるクロストークなどを行いました。
開催概要
- 日程
- 令和6年9月27日(金曜日) 13時30分から17時00分まで
令和6年9月28日(土曜日) 13時30分から17時00分まで - 開催方法等
- ハイブリッド開催
<オンライン>Microsoft teams
<リアル会場>高松丸亀町壱番街前ドーム広場
(香川県高松市丸亀町1-1)高知県高知市九反田2-1 9階) - 参加実績
- 9月27日:現地38名 オンライン37名
9月28日:現地45名 オンライン 9名 - 主催
- 経済産業省 四国経済産業局
- 【プログラム】DAY1/9月27日(金曜日)
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- 開催挨拶
経済産業省 四国経済産業局 地域経済部長 熊野 哲也 -
- 万博基調講演
公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会 共創推進課
参事 深澤 一宏氏/係長 澤田 有希子氏
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)におけるテーマやパビリオンについてご紹介いただきました。また、「TEAM EXPO 2025」の取組やその想い、参加におけるメリットや楽しみ方、会場に行く以外の参加方法についてもご説明いただきました。 -
- 特別講演~「PASONA NATUREVERSE」の取り組み~
株式会社パソナグループ Natureverse本部 本部長補佐 小沢 達也 氏
「PASONA NATUREVERSE」の取組やコンセプトのほか「PASONA NATUREVERSE」を通して、Nature×Universe(だれもが生き生きと輝ける未来)、MUTUAL SOCIETY(思いやりの社会)を目指す想いをお話しいただきました。
また、万博でのパビリオン会場のコンセプト、体験の内容や展示の構想について、ご紹介いただきました。 -
- 万博トークセッションⅠ~四国の未来に向けて~
香川県自治体催事クリエイティブ・プロデューサー 村上 モリロウ 氏
公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会 共創推進課 参事 深澤 一宏氏/係長 澤田 有希子氏
(ファシリテーター)株式会社パソナグループ Natureverse本部 本部長補佐 小沢 達也 氏
村上氏から香川県の万博に向けた取組やそのビジョンについてご説明いただいた後、トークセッションでは、自治体、主催者、出展企業、それぞれの視点から万博の参加方法や楽しみ方、活用についてお話頂きました。 -
- 才能溢れる熱き職人たちによるクロストーク
株式会社Watanabe’s 代表取締役 渡邉 健太 氏
谷川木工芸株式会社 代表取締役社長 谷川 清 氏
株式会社五十崎社中 代表取締役 齋藤 宏之 氏
黒鳥鍛造工場 鍛治師(六代目)梶原 弘資 氏
(ファシリテーター)ラジオパーソナリティ 岡 加依子 氏
四国各地で伝統産業の新しい道を切り拓いてきた4名の職人にご登壇いただき、「万博×ものづくり×四国」が持つ可能性について、ものづくりへの想いや万博活用について、職人ならではの観点から考えをお聞きしました。 -
- 開催挨拶
- DAY2/9月28日(土曜日)
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- オープニング
- 共創チャレンジ紹介~ものづくり産地の魅力を語る~
KITE MITE MII とくしま 事務局
CRASSO 事務局長 田中
(ファシリテーター)経済産業省 近畿経済産業局 地域経済部 地域連携推進課長 黒木 啓良 氏
近畿経済産業局の黒木課長より、冒頭、地域一体型オープンファクトリーについての説明と各地での取組事例について、ご紹介いただきました。また、万博の共創チャレンジにも登録されている各団体から、これまでの取組や、共創チャレンジの紹介、登録のきっかけや想い、今後の展望について、お聞きしました。-
CRASSO 田中事務局長 -
KITEMITEMIIとくしま事務局 鷺池氏 -
近畿経済産業局 黒木課長 -
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- 学生×CRASSOの共創チャレンジ宣言
香川大学 学生(3チーム)
(ファシリテーター)株式会社リンクアンドモチベーション エグゼクティブディレクター 樫原 洋平 氏
リンクアンドモチベーションの樫原氏からは、香川県の学生とCRASSOとの共創プロジェクトについて、具体的な活動やその目的について、ご説明いただきました。
また、本プロジェクトではCRASSO参加企業から出る廃材をアップサイクルした新商品の企画に学生たちが3チームに分かれて取組を行っており、各チームから、それぞれ企画発表を行い、CRASSO事務局の田中氏にも登壇いただきコメントをいただきました。 -
- 万博トークセッションⅡ~共助経済で楽しむ万博のムーブメント~
琴平バス株式会社 代表取締役 楠木 泰二朗 氏
株式会社アドレス 代表取締役社長 佐別当 隆志 氏
(ファシリテーター)旅するようにはたらく部長 デジタル庁シェアリングエコノミー伝道師 加藤 遼 氏
旅するようにはたらくを実践し、シェアリングエコノミー伝道師でもある加藤遼氏と、地域でのシェアリングエコノミーに関わる事業を推進している琴平バスの楠木氏、アドレスの佐別当氏によるトークセッションを行いました。
はじめに加藤氏より、シェアリングエコノミーについての説明があり、その後、3名のトークでは、地域活性や国際交流にどのようにシェアリングエコノミーを活かせるか、地域にとって万博をどのような機会と捉えるかなど、新たな地域の可能性に期待される万博のムーブメントについて語りました。また、CRASSO事務局の田中氏も飛び入り登壇し、オープンファクトリーの取組も含めた地域での共助、共創について、熱いトークが行われました。 -
- 担当
- 安田、高橋
- 電話
- 087-811-8517(直通)