令和7年3月21日
四国経済産業局では、事業者における省エネ取組の推進に寄与することを目的に、エネルギー管理等における事業者の優良事例を記事及び動画にまとめ、紹介しています。
これまでに紹介した33事業者に加え、新たに3事業者の事例を追加しました。
概要
運用改善と適切な設備更新で年間約28万キロワットアワーの電力量削減(株式会社富士カガク)
株式会社富士カガク(香川県高松市)は、米袋や自動包装用フィルムなどポリエチレン各種包装袋、食品の包装などに使用されるラミネート製品、及び高機能性フィルム製品等の製造・加工・販売を行っています。
同社高瀬工場では、電気使用量の見える化を行い、老朽化した設備の更新とそれに合わせて運用改善を行いました。その結果、年間約28万キロワットアワーの電力量を削減することができました。
これらの取り組みにより、省エネルギー月間四国地区表彰 四国経済産業局長表彰(エネルギー管理優良工場等)を受賞しており、その取り組み内容をご紹介します。
資源活用と支援策の利用で、年間約419万円の経費削減(富士製紙企業組合)
富士製紙企業組合(徳島県吉野川市)は、機械抄紙・染紙・和紙加工品の製造を行っており、商品はアワガミファクトリーというブランド名で国内外へ流通しています。
和紙製造工程のほとんどを人力に頼っていますが、一部で化石燃料を使用した原料の煮熟工程や紙の乾燥工程等、環境負荷が大きな工程があり、それらの見直しにより脱炭素化を進めようと考えました。太陽熱の利用、補助金を活用した設備更新等によりガス・電気使用量の削減、さらには年間約419万円の経費削減となりました。その取り組み内容をご紹介します。
県内金融機関で初のZEB店舗(株式会社百十四銀行)
株式会社百十四銀行(香川県高松市)では、マテリアリティの1つに「気候変動等、環境課題への取組み」を掲げ、照明設備のLED化、空調設備の高効率化、太陽光発電設備設置、営業車の電動化など様々な脱炭素に向けた活動を行ってきました。
2023年の木太支店の新築移転を機に、省エネにつながる店舗を検討し、ZEB化に取り組むことにしました。その取り組み内容をご紹介します。
詳細
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